フリーランス活用は「ミッション」

facebookでも投稿しましたが、フリーランスとしてGEでお世話になっていた時に取材を受けた、経産省のレポート「企業におけるフリーランス活用事例」がアップされました。


フリーランス活用のポイントは「ミッション」で、この「ミッション」というのが本当に肝だと感じています。


フリーランス人材は単に「この業務をお願いします」と言われて動くよりも、「企業の課題解決のために自分が命削って、情熱を注いで良いアウトプットを出す!」という想いを持っている人の方が多いと思いますし、周りを見ていても、そういう人の方が良いパフォーマンスを発揮してくれます。


フリーランス人材がモチベーションを絶やさずに良いパフォーマンスを出すには、フリーランス人材自身の努力、スキルアップは当然ながら必要なことですが、「派遣さんとどう違うの?」と思う方も少なくないと思いますので、扱う事業者側の意識変革も必要になると思います。


事業者側も、フリーランス人材の窓口となる方ももちろん業務を抱えているわけで、できるだけ自走して動いて欲しいけど、どこまで任せていいかわからないという、業務の切り出しが課題という声を多く聞きます。


だからこそ、何のためにやるのか、共通の「ミッション」をもち、ミッションクリアのためにフリーランス人材が「自走できる」環境を作ってあげられると理想です。


ミッションクリアするための道のり(プロセス)はフリーランスに任せてしまい、ミッション以外の業務は振らない、という整理をしてあげらると良いのかなと。任せるのが心配というのももちろんあると思いますので、メールのやり取りは必ずccを入れる、稼働状況を日報で報告するなど、業務状況は可視化できる仕組みがあると、お互い安心して仕事が進むと思います。リモートワークの場合も特にそうですよね。


人材不足でフリーランスを活用したいけど、どうすればいいかわからないという方、ぜひ読んでみてください!


以前、リクルート「Works」でも取材されたフリーランス活用の記事はこちらも。

Works NO.144

フリーランスがいる組織図の描き方(2017年10)


Nakamura Mayumi

フリーランスPR。広報・PRビジネススクール、金融ベンチャーの広報を経て2017年に独立。10年以上培ってきたマーケティング&コミュニケーションのスキルを活かし、「コミュニケーションの力で企業の課題を解決する」をビジョンに活動。独立後は、大手外資製造業、ベビーシッター、金融、デザイン会社等、様々な分野のコーポレートPR、ブランディング業務に携わる。プライベートでは2児の母。立教大学GLP兼任講師。

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